日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2011年年会講演予稿集
セッションID: 1H22
会議情報

直接観察に基づくセラミック可塑性練土中の粒子運動解析
高橋 祐宜田中 諭加藤 善二古嶋 亮一堀田 裕司佐藤 克哉佐藤 公泰渡利 広司*植松 敬三
著者情報
キーワード: 可塑性, 観察, 押出し成形
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
可塑性練土は流動性と保形性の両方を示す。ファインセラミックスでは、原料粉体に分散媒とメチルセルロースを添加して、可塑性を発現させる。可塑性の発現機構は、粒子間摩擦測定や練土の粘弾性等によって検討されているが、個々の粒子の実際の挙動については不明点が多い。優れた練土の作製のために、粒子の挙動を観察して、可塑性発現機構を明らかにすることが必要である。本研究では、せん断応力下での練土内部の粒子運動を直接観察して、その運動を解析することを目的とした。
著者関連情報
©  日本セラミックス協会 2011
前の記事 次の記事
feedback
Top