日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2011年年会講演予稿集
セッションID: 1A35
会議情報

圧電セラミックスにおける反電界効果と振動解析
*吉村 知浩保科 拓也武田 博明鶴見 敬章
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
圧電セラミックスを用いて矩形板状振動子と角柱状振動子を作製した。共振周波数近傍のインピーダンスと長辺方向伸び振動と縦振動との振動速度を測定した。横効果および縦効果の振動における反電界効果の解析により、定電圧駆動における縦効果の歪の理論式を導いた。振動子の長辺方向だけでなく、短辺方向の振動も考慮して歪の式を計算することで、長辺方向の歪の反共振周波数のシフトや一次共振周波数近傍における短辺方向の歪の極大や極小を表現できた。これにより長辺方向と短辺方向のそれぞれが寄与する振動を分離することが可能になった。最小二乗フィッティングを行うことで圧電特性の評価を行なった。
著者関連情報
©  日本セラミックス協会 2011
前の記事 次の記事
feedback
Top