抄録
ディーゼルエンジンから排出される黒煙微粒子(Diesel Particulate : DP)は、窒素酸化物と共に排出の低減が強く望まれている。現在DPの酸化除去には貴金属触媒材料が用いられているが、高価であり、低温では十分なDP酸化除去能が得られていないため、より安価で高活性の新規触媒材料が求められている。ペロブスカイト構造複合酸化物に注目し、LaサイトへSrを置換した La1.5Sr1.5Mn2O7は、低温活性が優れている事が報告されている。本研究ではさらに、Mnサイトへの部分置換元素(Mn, Fe, Ni, Cu)を検討し、Cuが最も低温活性に優れている事を明らかにした。