抄録
通常の溶融急冷法にて30Na2O-25Nb2O5-(45-x)SiO2-xAlO1.5 (x=0, 2.5, 5)組成のガラスを作製した。
得られたガラスのガラス転移温度、結晶化ピーク温度をDTA測定により決定した。
ガラスを各結晶化温度にて5h結晶化させ、NaNbO3相が析出していることをXRD測定により確認した。
AlO1.5の含有量増加に伴って結晶化ガラスの透過率は増加し, 通信波長帯である1550nmでのx=2.5, 5の組成の透過率はおよそ90%となり, 前駆体ガラスと同等の値を示した. 特にx=5の組成は可視光域においても高い透明性を示した.
結晶化ガラス中のNaNbO3結晶の粒径をTEMにより観察し、x=0では約180nm、x=2.5では約100nm、x=5では約50nmとなり、透過率測定の結果と一致した。