日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2011年年会講演予稿集
セッションID: 3A33
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非鉛系強誘電体メモリ材料の開発
*岸本 亮今川 一輝小舟 正文大幸 裕介嶺重 温矢澤 哲夫藤澤 浩訓清水 勝
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キーワード: 非鉛, 強誘電体, スパッタ
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抄録
非鉛系層状構造強誘電体 (BLSFs)の代表物質であるチタン酸ビスマス (Bi4Ti3O12; BIT)は大きな構造異方性をもつため, その諸物性においても異方性が現れる. 特に, a軸方向の自発分極はc軸方向のそれと比べても約10倍以上大きく, a/b軸配向膜の作製が可能になれば強誘電性は格段に向上することが期待できる.しかし, その構造異方性のため, a/b軸配向膜の作製には困難を要する. そこで我々は, 高温スパッタ法によりIrO2(101)/Al2O3(012)基板上にBiサイトの一部をPrで置換したa/b軸配向BIT [(Bi4-xPrx)Ti3O12; BPT, x = 0.3-0.9]膜の作製を試みた. Pr置換量がx = 0.70のときPrは最大となり, その値は45 μC/cm2であった. この値は他の既報論文のc軸配向BPT膜よりも高いものであり, 本研究のBPT-0.70膜はFeRAM素子材料として有望である.
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©  日本セラミックス協会 2011
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