日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2011年年会講演予稿集
セッションID: 1F21
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アルミナセメントを用いたポリマーセメントの複合化機構と耐硫酸性
*杉山 友明田原 和人山本 賢司盛岡 実坂井 悦郎
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抄録
下水道施設では微生物が生成する硫酸により,普通ポルトランドセメントを用いたコンクリートの劣化が問題となっており,補修材料も含めて優れた耐硫酸性材料が切望されている。アルミナセメントは耐硫酸性材料として期待されており,補修材として使用するためには,ポリマーエマルションを混和した,ポリマーセメントとして利用される可能性が高い。既に,著者らはポルトランドセメント系ポリマーセメントの複合化機構としては,ポリマーフィルム形成と粒子分散性が重要であることを報告している1)。本研究では,アルミナセメントを用いたポリマーセメントの複合化機構と,耐硫酸性について検討を加えた。
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©  日本セラミックス協会 2011
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