抄録
本研究ではクエン酸法によって得られた母体を金属水素化物で還元することにより20~100nmの粒径を持つサブミクロン粒子ATiO3-xHx(A = Ba, Sr, Ca)を作製し、高温固相反応で得られたミクロン体粒子との比較から粒径依存性を調べた。放射光X線回折測定を行いRietveld法による精密な構造解析を行った結果、サブミクロン粒子ではより格子定数の伸びが大きく水素化が起こりやすいという事を見出した。またミクロン体で生じた水素濃度の不均一性が解消されたため、より正確な水素反応特性を知ることができた。