抄録
UV励起により白色発光するメソポーラスカーボンシリカ(MPCS)複合体を、
TEOS、レゾール及びプルロニックを原料とする、三成分共組織化法により合成後に900℃(N2)中の炭化及び500℃空気中の酸化処理を施すことにより作製した。
MPCS前駆体合成時に用いる反応触媒であるHClの濃度が発光特性に及ぼす影響に着目し、0.02-5MのHClを用いて合成を行った。
MPCSの発光色は、HCl濃度により青白から黄白色に変化した。
HCl濃度により加水分解及び重縮合反応速度が変化することで、
MPCS中に取り込まれるCの配置やSiO2骨格の形状が変化しているために発光色が変化したものと推定している。