抄録
常圧焼成とHIPを用いて、2種類の低融点ガラスZnO-B2O3-Bi2O3系(ZBB)およびZnO-B2O3系(ZB)から透明体を作製した。直径15 mm、厚さ7 mmに成形した円板状ZBB成形体は空気中で450から490°Cまたは酸素雰囲気中で500°Cにおいて常圧焼成し、その後、HIPを用いて20%酸素含有アルゴン中で490°C、12 h、加熱した。一方、円板状のZB成形体は、空気中で590から670°Cにおいて常圧焼成した後、HIPを用いて20%酸素含有アルゴン中で620°C、12 h、加熱した。常圧焼成後、HIP処理を行うと、透明なZBB、ZBの焼結体が作製された。それらの平均透過率はそれぞれ66.3%および55.5%であった。