日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2012年年会講演予稿集
セッションID: 1P109
会議情報
ポリスチレン/リン酸カルシウム-コア/シェル粒子の調製
*佐野 雄哉柴田 裕史小倉 卓油井 研一酒井 秀樹阿部 正彦橋本 和明
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
リン酸カルシウム系セラミックスは,高い生体適合性を有し,人工骨,ドラッグデリバリーシステムのキャリヤーなどへの応用に高い注目を集めている.特に蛍光物質などを内包したリン酸カルシウム(CP)/蛍光物質 - コア/シェル粒子は,生体に優しいバイオイメージングを可能にする新規な材料となることが考えられる.そこで本研究ではその前段階として,球状のポリスチレンラテックス(PSL)を蛍光物質の代替材料として用いることで球状のCP/PSL - コア/シェル粒子の調製を行うことを目的とした.その結果,約200 nmのPSLの周辺に約5 nmのCPの被膜が形成するコア/シェル粒子の調製に成功した.
著者関連情報
©  日本セラミックス協会 2012
前の記事 次の記事
feedback
Top