日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2012年年会講演予稿集
セッションID: 1P113
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低温焼成磁器素地の開発
*新島 聖治水野 加奈子
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キーワード: 低温焼成磁器, 成形性
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抄録
我々は,省エネルギー・低環境負荷な陶磁器製造技術の確立を目指し,従来の磁器よりも約200℃低い1100℃(酸化焼成)で磁器化する素地を開発した.この磁器素地は,鋳込み成形や可塑成形ともに可能であるが,粘土成分としてニュージーランドカオリン(NZカオリン)を使用しているため,成形性に乏しく,また可塑成形後に乾燥切れが多く見られるという課題がある.本研究では,粘土成分の最適化による成形性の向上,乾燥切れの抑制について検討した.
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©  日本セラミックス協会 2012
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