日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2012年年会講演予稿集
セッションID: 1P127
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セラミックス可塑性練土のせん断応力印加中の粒子運動とレオロジー
田中 諭*永澤 嘉浩植松 敬三
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抄録
押出成形法で用いられる人工練土では,粉体にメチルセルロースを含む分散媒を混合して可塑性を発現させる.可塑性の発現機構に関する研究では,レオロジー測定や押出し試験が行われてきた.我々は,独自観察手法を開発して,練土内の粒子運動を直接観察することで,その可塑性発現機構解明を試みてきた.可塑性をもつ練土中では,せん断応力印加中に,粒子が周囲の粒子と相互作用しつつ運動する様子が観察された.本研究では,可塑性発現機構解明を目的として,せん断応力印加中のレオロジー変化と内部構造との関係について検討した.
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©  日本セラミックス協会 2012
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