抄録
我々は溶融法によるガラスを作製し、さらに分相や結晶化処理を施すことで従来にない新規機能材料ガラスの作製について検討している。通常の固相粉末法と比較して、融液を経由することで原子拡散が容易になることから、原子置換による正孔/電子濃度の精密操作なども可能になると期待される。一方、磁束によって超伝導のON-OFFを行うスイッチが開発された。他にも近年、超伝導体と酸化チタンをヘテロ結合することで、光照射により超伝導状態のON-OFFを制御する試みが進んでいる。そこで本研究では、超伝導体として知られるBi2Sr2CaCu2OxにTiO2をドープしたガラスを作製し、TiO2量と析出結晶相との関係、さらにUVによる電気特性などについて調べた。