日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2012年年会講演予稿集
セッションID: 1P188
会議情報
種々の液相法による銅および銅酸化物粒子の合成
*砥綿 篤哉
著者情報
キーワード: 銅粒子, ポリオール法
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
金属の微粒子は、それを構成する金属元素の特性を利用して、配線材料、磁気材料、センサ材料、触媒など、各種の技術分野において、幅広い用途開発がなされている。近年、これらの金属微粒子の用途開発・研究の成果として、その粒子径が、金属微粒子を利用する最終製品の性能に対しても、大きな影響を与えることが見出されてきた。例えば、最終製品の高機能化ならびに小型化を図る目的として、粒子径の極めて細かい金属微粒子の利用が検討されている。そのうち銅はその融点1083 ℃と低く、低毒性であるため非常に有効な材料としての可能性を有したものであると考えられる。また、ナノサイズの銅粒子は金などの貴金属粒子と同じように赤色のプラズモン吸収を示す材料である。さらに銅は高い導電性をもつことから、利用範囲の広い材料として期待される。この報告では、特別な装置も必要なく、比較的安価に合成できる液相法に関して種々の検討を行った。図1はさく酸銅を原料として、ジメチルホルムアミド、水の溶液を密閉容器に入れ、180℃で5時間反応させたときに合成された粒子である。X線回折によると、金属銅のみであり、酸化銅は見られなかった。粒子の大きさは、200-500nmであるが、粒子同士のネッキングがみられた。
著者関連情報
©  日本セラミックス協会 2012
前の記事 次の記事
feedback
Top