日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2012年年会講演予稿集
セッションID: 1A20
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表面処理とSm添加がチタン酸バリウムセラミックスの酸素拡散に及ぼす影響
*坂口 勲廣瀬 左京宮崎 宏基古田 朋大渡邊 賢景山 恵介菱田 俊一大橋 直樹
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抄録
Sm添加チタン酸バリウムの酸素拡散に関する研究を行った。はじめにSm添加チタン酸バリウムの酸素拡散は遅い事が考えられ、このような遅い酸素拡散の場合、試料の表面処理が拡散に及ぼす影響を検討した。その結果、化学機械研磨(CMP)による表面処理が研磨に伴う表面近傍の欠陥がなく、良好な結果が得られる事が分かった。CMP処理試料は、通常の機械研磨ー熱処理試料よりも拡散係数が小さく、酸素拡散へのSmの添加効果を研究する理想的な表面処理方法である事が分かった。
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©  日本セラミックス協会 2012
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