日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2012年年会講演予稿集
セッションID: 2D07
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量子ドット増感太陽電池応用へ向けたTiO2被覆量子ドットの作製と評価
*平井 孝佳李 春亮村瀬 至生
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抄録
量子ドットの応用の一つとして、量子ドット増感太陽電池が挙げられる。しかし現状では、エネルギー変換効率は商用化出来るほど高くはない。その原因の一つに、量子ドットからTiO2粒子へ電子が移動する際のエネルギー損失がある。このエネルギー損失を避けるため、チタンアルコキシドを用いて量子ドットの表面を直接TiO2で被覆した。このTiO2被覆量子ドットは、効率はやや低下するが発光しており、TiO2被覆されても量子ドット表面の状態が保たれていることがわかった。
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©  日本セラミックス協会 2012
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