液相合成法によるLaBaGaO₄系プロトン伝導体の合成と導電特性の変化

抄録

これまで高温プロトン伝導体のペロブスカイト型酸化物についてその導電特性を向上させるため、様々な研究が行われている。その中でもBaZrO₃系などペロブスカイト型構造のプロトン伝導体では、合成法によるバルク試料の欠陥生成の変化について様々な検討が行われている。そこで本研究では非ペロブスカイト型構造のプロトン伝導体La_1-xBa_1+xGaO_4-δ(LBG, x=0, 0.1)を固相法と液相法から合成した試料について合成法と導電特性への影響に関して検討を行った。