日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2012年年会講演予稿集
セッションID: 3B03
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ニッケル多孔体/マンガン酸ナノシート複合材料の作製と評価
*小松 愛鈴木 将太保科 拓也武田 博明鶴見 敬章
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抄録
本研究では,リチウムイオンを吸着する特性を持ち,導電性を兼ね備えた正極とし て,比表面積の大きい多孔体とリチウムイオンの吸着が可能であるマンガン酸ナノシートを組み合わせた複合材料の作製および評価を目的とした.原料として粒径100nm(昭栄化学製)のニッケル粉末を用い,気孔率と比表面積の大きいニッケル多孔体を作製することに成功した.マンガン酸ナノシートは層状のマンガン酸カリウム酸化物を出発原料として,コロイド溶液の状態で複合化用の原料とした.吸引および電気泳動法を用い,ニッケル多孔体にマンガン酸ナノシートを付着させ、複合体試料を作製し,特性について測定を行った.
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©  日本セラミックス協会 2012
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