日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2012年年会講演予稿集
セッションID: 3C03
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減圧下での通電加熱法による酸化タングステンナノ粒子を用いた断熱膜の作製と評価
*萩沢 巧黒木 雄一郎岡元 智一郎高田 雅介
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抄録
エネルギー問題や二酸化炭素排出の問題が叫ばれる中、消費されるエネルギーを削減するために断熱窓の開発が進められている。我々が通電加熱法により作製した酸化タングステンナノ粒子から成る膜は、可視域よりも近赤外域において顕著なフォトクロミック現象を示すことから、断熱窓への応用が期待できる。これまでに作製した膜には、空気の対流により生じると考えられる膜厚分布があった。そこで本研究では、膜厚の均一化のために、減圧下での通電加熱を検討した。その結果、減圧下での成膜が有効であることがわかった。
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©  日本セラミックス協会 2012
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