日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2012年年会講演予稿集
セッションID: 3C29
会議情報
アモルファスCu(II)酸化物クラスターを担持した酸素欠陥型酸化チタンの可視光光触媒特性
*宮内 雅浩Liu Min橋本 和仁
著者情報
キーワード: 酸化チタン, 光触媒, 可視光
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
TiO2粉末とTi2O3粉末を混合、大気中で900℃の熱処理をおこない、Ti3+が導入されたTiO2を合成した(TiO2@Ti3+)。更に含浸法によりCu(II)担持したサンプルを作製した(Cu(II)- TiO2@Ti3+)。得られた粉末の構造解析をおこなうとともに、可視光を照射した場合の気相2-プロパノール(IPA)の分解活性を評価した。この結果、CO2の生成速度が0.20 µmol/h、量子効率が10.8 %と大変高い可視光活性が得られた。
著者関連情報
©  日本セラミックス協会 2012
前の記事 次の記事
feedback
Top