日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2012年年会講演予稿集
セッションID: 3H28
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サブナノポーラスシリカを用いたサブナノ量子ドットのサイズ選択的合成
*渡辺 洋人藤方 健次玉置 晴菜緒明 佑哉今井 宏明
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抄録
量子ドット(QD)は、高い機能性やバルクと異なる性質を有し、近年最も注目を集める材料の一つとなっている。多くの遷移金属酸化物の量子サイズ効果がサブナノ領域で顕著になると予測される一方、その合成は困難を極める。多孔質材料の細孔を鋳型として用いる合成手法には多くの利点があるが、サブナノ領域で単一の細孔径を制御することは不可能であった。本研究では、反応系での相互作用に着目し、サブナノ領域での1Åオーダーの細孔径制御を可能にした。その細孔空間は種々の遷移金属酸化物QDの鋳型として良好に機能し、酸化タングステン量子ドットの例では粒径が1 nm以下の領域で量子サイズ効果が顕著になり、バルクでは進行しない酸素の光還元が進行することが明らかになった。
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©  日本セラミックス協会 2012
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