日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2012年年会講演予稿集
セッションID: 3K04
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ゾル-ゲル法により作製されるチタニアセラミック薄膜をプラスチックス表面に転写する新しい技術の開発
幸塚 広光*高橋 充内山 弘章
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抄録
ゾル-ゲル法を用いてプラスチックス表面にセラミック薄膜を作製するための新しい技術を提案する。まずSi(100)基板に有機高分子をコーティングし、その上に、モル比Ti(OC3H7i)4 : H2O : HNO3 : C2H5OH = 1 : 1 : 0.2 : 20なる溶液をコーティング液としてチタニアゲル膜を作製した。これを600℃まで昇温して多結晶体チタニア薄膜とした。ポリカーボネートまたはアクリル基板の表面を近赤外集光加熱炉中で溶融することによって接着層とし、多結晶体チタニア薄膜をこれらプラスチックス表面に転写した。転写されたチタニア薄膜は透明であり、プラスチックス表面に高い反射率を付与した。
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©  日本セラミックス協会 2012
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