Progress of Digestive Endoscopy
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症例
Helicobacter pylori除菌療法により改善したメネトリエ病の1例
柳澤 文彦水口 泰宏池谷 仁美青木 貴哉大場 信之西中川 秀太児島 辰也
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2007 年 70 巻 2 号 p. 70-71

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抄録
 症例は27歳,男性。上部消化管内視鏡検査にて胃体部は発赤,腫脹し,大彎は巨大皺壁を呈していた。病理組織検査にて,粘膜被蓋上皮の過形成と粘膜固有層の軽度の炎症細胞浸潤が認められた。メネトリエ病と診断され,血清Helicobacter pyloriH. pylori)抗体が陽性であったため除菌療法が行われた。除菌11週間後の内視鏡所見は著明に改善していた。除菌療法はH. pylori陽性の本症に対して有用な治療法と考えられるため今後積極的に試みるべきである。
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© 2007 一般社団法人 日本消化器内視鏡学会 関東支部
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