Progress of Digestive Endoscopy
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症例
特徴的な超音波内視鏡像を呈した直腸粘膜脱症候群の1例
宮谷 博幸吉田 行雄牛丸 信也池田 正俊本田 英明高松 徹山田 茂樹
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2008 年 73 巻 2 号 p. 172-173

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抄録
 直腸粘膜脱症候群の超音波内視鏡像についての報告は少ない。直腸に扁平隆起性病変を有する39歳男性に超音波内視鏡検査を施行し,直腸壁第2,3層の肥厚および嚢胞様エコーを認めた。また第3層に不均一な低エコー域を認め,第2層との境界が不明瞭となっていることから粘膜,粘膜下層での線維筋の増生を示唆する所見と考えられた。病理でも線維筋症が確認され直腸粘膜脱症候群と診断した。超音波内視鏡は本症の診断に有用であると考え報告する。
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© 2008 一般社団法人 日本消化器内視鏡学会 関東支部
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