Progress of Digestive Endoscopy
Online ISSN : 2187-4999
Print ISSN : 1348-9844
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症例
EPST後に肉眼形態が変化し診断に苦慮した非露出腫瘤型乳頭部癌の1例
谷 紀幸相浦 浩一河地 茂行小野 嘉大大島 剛山岸 由幸朴沢 重成真杉 洋平亀山 香織向井 萬起男北川 雄光
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2009 年 75 巻 2 号 p. 120-121

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抄録
 症例は76歳,男性。閉塞性黄疸にて緊急入院。CT,MRCPにて乳頭部腫瘍が疑われERCPを施行した。粘膜面平滑な口側隆起の腫大を認め,乳頭部腫瘍と診断したが,胆管への挿管はできず膵管口よりEPSTを施行,生検結果は軽度異型細胞であった。PTCDによる減黄後,ERCPを再検すると,口側隆起の腫大は予想以上に縮小していた。再検時の生検でも炎症所見のみであったが,さらに1カ月後の再々ERCPでの生検で悪性を証明し,PpPDを施行した。最終的には胆管開口部のごく近傍に局在した中分化型腺癌であり,高度のリンパ管侵襲陽性であることが判明した。
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© 2009 一般社団法人 日本消化器内視鏡学会 関東支部
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