自治医大付属さいたま医療センター/消化器科
2010 年 76 巻 2 号 p. 84-85
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症例は78歳,女性。主訴は貧血,食後腹痛。NSAIDs小腸潰瘍を疑われ当科に転院。カプセル内視鏡にて空腸に狭窄病変を指摘され,経口的ダブルバルーン小腸内視鏡にて空腸に2箇所の膜様狭窄を認め,径8mmのバルーン拡張を施行。NSAIDs関連性小腸潰瘍による瘢痕狭窄と診断した。食上げ中に腹痛の再燃を認め,2度目のDB小腸内視鏡にて径13mmまでの拡張を行った。その後症状の再燃みられず軽快退院となった。
消化器内視鏡の進歩:Progress of Digestive Endoscopy
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