日本歯周病学会会誌
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原著
振動数と反転角の違いによる電動歯ブラシのプラーク除去に関する研究
金原 留美子長田 牧子金指 幹元渡辺 一郎鈴木 丈一郎五味 一博新井 高
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2005 年 47 巻 2 号 p. 103-108

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抄録
反転タイプの電動歯ブラシにおいて, 森らは, ブラッシングシミュレーターを用い, 電動歯ブラシの毛束の反転角が大きくなるほど, プラーク除去効果は高くなり, プラーク除去効果は振動数よりも反転角による影響が大きいことを明らかにした。この結果を基に, 振動数と反転角の違いによるプラーク除去効果についての臨床試験を, 振動数2,000cpmと, 反転角 : 20, 40, 75°, 振動数3,500cpm, 反転角40° の4種類の試作電動歯ブラシを用いて行った。
全体·隣接面·近心面では2,000cpm/20° と2,000cpm/40°, 2,000cpm/75° および3,500cpm/40° の間に, 遠心面においては2,000cpm/20° と2,000cpm/40°, および3,500cpm/40° の間に統計学的有意差 (p<0.05) が認められた。
臨床試験においても, プラーク除去効果はブラッシングシミュレーターと同じ傾向を示し, 反転タイプの電動歯ブラシは反転角と振動数が大きいほどプラーク除去効果は高い傾向にあった。
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© 2005 特定非営利活動法人 日本歯周病学会
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