日本歯周病学会会誌
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症例報告レビュー
外傷性咬合により骨内欠損を生じた上顎前歯部に対して歯周組織再生療法を行った症例
有田 博一玉野 美樹
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2017 年 59 巻 4 号 p. 205-214

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抄録

上顎右側側切歯にブラキシズムによる咬合性外傷を伴った慢性歯周炎患者に対してエナメルマトリックスデリバティブ(EMD)を用いた歯周組織再生療法を行った。ブラキシズムへの対応として自己暗示療法,スプリント療法,咬合調整も併用した。3~4ヶ月毎のSPTを提供することで10年経過後の現在も歯周組織の状態は非常に良好に保たれている。本症例では,炎症と咬合力のコントロールの両方を行うことで良い結果が得られることが示された。

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© 2017 特定非営利活動法人 日本歯周病学会
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