2022 年 64 巻 4 号 p. 116-120
近年,インプラント治療後の併発症の1つである,インプラント周囲炎のリスク因子や治療法について様々な研究が報告されてきている。その中でインプラント周囲粘膜炎やインプラント周囲炎は2018年のEFPとAAPの新分類により,プラークバイオフィルムの感染症であると定義された。そこで,このインプラント周囲疾患の発症を予防するうえで,プラークバイオフィルムによる感染をいかに防ぐかという観点から,天然歯とインプラント周囲組織を比較し,特に周囲軟組織に着目し現在対応可能な疾患発症予防方法について考えた。