北海道大学理学部教養部
1980 年 28 巻 2 号 p. 56-58
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近年身体障害者の大学入学者が増加している.とくに理科系の場合,実験・実習を実施させる上で障害の程度によってはさまざまな工夫が必要とされる.われわれが昭和52年度の物理実験で体験した障害者の例を紹介したい.ここでは,車椅子に座ったままで,しかも右手がほとんど使用できない学生が行った教養物理実験について,1)事前に行った装置・器具の開発・改修,2)実際に実験を行った際の問題点,反省などを報告する.
日本物理教育学会誌
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