小平錦城高等学校
1985 年 33 巻 1 号 p. 8-11
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高等学校の光学の分野は,光の波動論の立場から,光の諸現象を扱う様に構成されている.しかし,"光は波である"という所からスタートするので,生徒達には理解しにくいようである.そこで,光の粒子説と波動説の間の科学史上の論争を素材にして,3人の高校生が光の本性を探求して行く物語「光の探検」を作り,これを読ませながら,生徒達に光の本性を考えさせる授業を行った.授業と教材の概要,生徒達の感想,光の本性についての生徒達の考察を報告する.
日本物理教育学会誌
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