武庫川女子大学部教育科
1993 年 41 巻 1 号 p. 20-23
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物理について関心が乏しいようにみられた小学校教師志望の女子学生に,自主協同学習という指導法で物理教育を行なうと,物理事象についての興味を湧き起し,その学習意欲を喚起させることができただけでなく,それら学生の中から,理科教科書の不備を見つけそれを正すほどのものが何人も現れた。学生の主体性を尊ぶ教育法はいささか迂遠な方法のように見えるが,長い目でみるとき,それは決して効率の悪い指導法ではないと考える。
日本物理教育学会誌
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