北海道有明高等学校 [日本]
1994 年 42 巻 2 号 p. 164-166
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物体の運動については慣性モーメントを持つため,回転の効果を考えなければならない。鉛直の円運動による小球の回転を考慮した計測実験については知られていない。そこで,レール上でビー玉を転がし,鉛直円連動の過程で小球の回転を考慮した力学的エネルギー保存則が成り立つかどうか確かめた。小球が回り切れた場合,各点で回転を考慮した力学的エネルギー保存則は成り立つが,回転を考えない場合は成り立たないことが分かった。
日本物理教育学会誌
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