(現)東北工業大学共通教育センター:東北大学大学院教育情報学研究部
2014 年 62 巻 3 号 p. 183-187
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本論では,著者が非常勤講師として2009年から担当してきている大学の工学部1,2年生向け物理学授業(最近の実験授業担当を含む)の経験を踏まえて,なぜ多くの生徒・学生は物理学が苦手なのか,或いは,不得意なのか,それと数学との関係はどうなのか,そして,より基本的な日本語(物理概念理解,文章理解・作成,対話等)能力とどう関係しているのか,物理学授業・講義担当者として日常的に悩んでいるこうした問題を「ガリレオの運動学構築過程の初期の誤謬から始まった彷徨」を題材にして改めて行った一考察の結果を紹介する。
日本物理教育学会誌
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