国立感染症研究所昆虫医科学部
2021 年 36 巻 1 号 p. 5-11
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富山県の中部山岳国立公園「立山」の山麓の「風土記の丘」と「家族旅行村」において,越冬のために建物に飛来するカメムシと隙間トラップに潜むカメムシを調べた.前者では13種類,後者では19種類のカメムシが確認され,両地点を併せると21種類になった.いままで家屋に飛来・侵入するカメムシ類は65種類が確認されていたが,今回の調査で5種類が新たに加わり70種類になった.なお,「風土記の丘」ではクサギカメムシが97.3%と最も多く,「家族旅行村」ではスコットカメムシが76.9%と最も多く確認された.
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