順天堂医学
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総説
MSCT : 体幹部への応用
高田 維茂
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2007 年 53 巻 1 号 p. 54-60

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抄録
MSCT (multislice computed tomography) が1998年に登場して以来, その発展は目覚ましく, 2004年には64列の検出器を有する機器が臨床現場で稼動する時代となっている. MSCTの発展で超高速撮影, 広範囲撮影, 高分解能の容積データ収集が可能となっている. 特に体軸 (Z軸) 方向の時間分解能, 空間分解能が向上したことで, 等方向性ボクセル (isotropic voxel) のデータが収集可能となり, ワークステーションの画像処理機能と処理速度の進歩とあいまって詳細な三次元画像の作成が可能となっている. 体幹部の画像診断でもその恩恵を預かる領域は広く, 大動脈や上下肢の末梢動脈などの血管性病変, 腹部実質臓器や胸膜・縦隔などの腫瘍性病変, 気道や消化管などの管腔病変, 先天性疾患など多岐にわたっている.
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© 2007 順天堂医学会
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