順天堂医学
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原著
前後方向動体視力と視覚誘発電位の関連
吉儀 宏河村 剛光田中 稔溝田 淳
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2007 年 53 巻 4 号 p. 615-621

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抄録
目的: 正常者において前後方向動体視力 (VKVA) とパターンリバーサル視覚誘発電位 (VEP) の相関に関して検討した. 対象および方法: 矯正下での静止視力 (SVA) が1.0以上の正常成人男性16名 (19-25歳) を対象として, SVA, VKVA, およびパターンリバーサルVEPの記録を行い, VEPのN75, P100, N135の頂点潜時と, SVA, VKVAのlogMAR視力換算したものとの相関を検討し, またSVAとVKVAの比とVEPの各成分について検討した. 結果: SVAとVEPの各成分の間には有意な相関は見られなかったが, VKVAではVEPのN75成分の頂点潜時と有意な相関があり, VKVAの良好なほうが, N75の頂点潜時の短くなっていた. 結論: 本研究の結果から, VKVAとVEPのN75成分の頂点潜時と有意な相関が見られ, 一次視覚野における初期視覚の差がVKVAに関連あるものと推察された.
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© 2007 順天堂医学会
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