人工知能学会全国大会論文集
Online ISSN : 2758-7347
第33回 (2019)
セッションID: 2K5-OS-16b-04
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野生の実験
「実践目的が浮動する構え」を獲得する
*堀内 隆仁諏訪 正樹
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キーワード: 野生, 身体知, デザイン
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抄録

野生の思考とは,レヴィ=ストロースが提唱した,一見関係ない複数の事物から新たな意味を構成する知である.本研究では,第一著者の学びの実践(陸上競技)を野生の観点から物語る.実践の手段としてのメディアプロトタイピングの経験は,いつしかそれ自体が自己目的化し,競技とメディアプロトタイピングの間を浮動する構えを獲得した.身体性による変数発見を可能とする態度である.

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© 2019 一般社団法人 人工知能学会
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