人工知能学会全国大会論文集
Online ISSN : 2758-7347
第37回 (2023)
セッションID: 4G2-OS-24c-05
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第1回国際版ナレッジグラフ推論チャレンジ2023開催報告
*古崎 晃司江上 周作松下 京群鵜飼 孝典川村 隆浩福田 賢一郎
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抄録

ナレッジグラフを用いた推論は,AIシステムの説明可能性を高め,より適切なAI技術の利用に貢献するものとして期待されている.セマンティックWebとオントロジー研究会では,そのようなナレッジグラフを用いた推論・説明生成に関する技術の開発を促進すると共に,それらの技術を広く共有することを目的とした技術コンテスト「ナレッジグラフ推論チャレンジ」を2018年より4回にわたって日本国内にて開催してきた.さらに,その成果をより広く普及するために,2023年には第1回の国際版ナレッジグラフ推論チャレンジを開催するに至った.これらのチャレンジでは,シャーロック・ホームズの推理小説を題材としたナレッジグラフを構築,公開し,それぞれの小説における犯人を推論・推定すると共に,その理由を説明することをタスクとしている.本発表では,国際版の推論チャレンジの開催報告を通して,ナレッジグラフを用いた推論技術の現状と課題について考察する.

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© 2023 人工知能学会
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