日本応用数理学会年会予稿集
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セッションID: O01
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O01 宇宙機システムにおける数理
CADシステム利用熱解析手法と予測精度
*永井 大樹二俣 亮介
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抄録
衛星の熱解析を行う際に、解析の対象物が大きくなったり複雑になったりすると、解析で用いる熱数学モデルの作成に多大な時間と労力が必要となる。従って、熱解析を効率よく、短時間に行うためにCADシステムを導入した解析手法が取られるようになっている。これにより、形状モデルの作成や変更に対して素早く対応することが可能となっている。本講演では、このCADシステムを利用した衛星熱設計手法と予測精度に関して、今年2月に打ち上げられたH2A2号機に搭載された実証衛星MDS-1を例として話をする。
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© 2002 日本応用数理学会
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