日本応用数理学会年会予稿集
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セッションID: O04
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O04 境界要素法および工学における逆問題
波動問題の高速多重極境界要素法におけるWavelet変換前処理法
福井 卓雄
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抄録
高速多重極境界要素法は、高速多重極法により方程式の求解を高速化する境界要素法である.計算の高速化と同時に計算に必要な記憶容量も減少させるので,きわめて大規模な問題の解析が可能になる.求解には反復法を使用するので、とくに大自由度の問題に対しては適切な前処理により反復回数を減少させる必要がある.ここでは、とくに波動散乱問題に有効な前処理法として、Haar wavelet変換を利用した前処理法を紹介し,これを高速多重極境界要素法に応用するためのアルゴリズムについて述べる.数値計算結果により、この前処理法による反復回数はほぼN^(1/4)程度になり、自由度の大きな問題に有効であることを示す.
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© 2002 日本応用数理学会
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