2020 年 32 巻 1 号 p. 0
化学固定して樹脂包埋した葉組織ブロックをFIB-SEM(MI-4000L, Hitachi)で50 nm 間隔で176 枚切削表面を撮影し,画像ソフトウェア(Avizo, Thermo Fisher Scientific, USA)で三次元再構築した.画面中央の立体像は,1つの葉肉細胞における細胞壁,葉緑体,核の領域を抽出して作製されたサーフェスモデリング像で,内部の様子が分かるように細胞中央付近を通る傾斜割断面を正面にして表示されている.背景は実際に撮影されたxy面の一枚と,ボリュームレンダリングで再構築されたxz,yz面の一枚ずつから成る.