気分障害による休職者への医療リワークプログラムが全国で行われている.すでにリワーク復職後就労継続性の効果研究報告はあるが,首都圏報告が中心である.今回,北九州市の当院リワーク利用者405名の復職後就労継続性の10年間(2011年8月~2021年7月)効果を検討した.結果は,Kaplan-Meier法にて推定平均就労継続期間1518日,1年後推定就労継続値80.8%,2年後72.1%であった.また,高卒以下工場労働者が主な利用者で,他院主治医による就労継続への影響は示されなかった.20代がそれ以上の世代と比べて就労継続に不利であった.発達障害要素,双極性障害要素があると就労継続に不利であった.