PLANT MORPHOLOGY
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学会賞受賞者ミニレビュー
ピリドシアニン骨格を基盤としたDNA 染色色素(カクシャイン)による植物DNA 染色
佐藤 良勝 宇野 何岸杉本 渚
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2022 年 34 巻 1 号 p. 63-67

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抄録

DNA 蛍光検出技術は生命科学研究のあらゆる場面で用いられ,DNA 染色色素は今もなお強力なツールである.蛍光ライブイメージング分野においてもDNA 染色は欠かせない手法として,多くの研究者が細胞周期解析,細胞核やオルガネラDNA の動態解析,および核内制御因子の機能解析などにDNA 蛍光色素を用いている.本稿では,従来の優れたDNA 染色色素の長所をさらに伸ばし,短所を克服した新規DNA 染色色素の開発と植物細胞染色への有用性について述べる.

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© 2022 日本植物形態学会
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