霊長類研究 Supplement
第25回日本霊長類学会大会
会議情報
自由集会1 ニホンザルの稀な行動に関する情報の交換
ニホンザルの稀な行動に関する情報の交換
*山田 一憲, 中道 正之, 中川 尚史
著者情報
会議録・要旨集 フリー

p. 1

詳細
抄録
本自由集会の目的は,全国各地で観察されたニホンザルの稀な行動に関する情報を交換し,その魅力を参加者と共有することに加え,稀な行動の観察を研究として成立させるための道筋を探ることである。われわれは,昨年度の日本霊長類学会大会において,「ニホンザルにおける社会行動の文化的変異:情報収集のためのネットワーク作り」と題する自由集会を企画した。その際,参加いただいた方々にご協力を仰ぎ,社会行動のみならずニホンザルでは稀にしか見られないであろう行動に関するアンケート調査を行なうとともに,さらに情報交換するためのメーリングリストを立ち上げた。本自由集会の前半では,まず中川がアンケート調査の集計結果について報告する。次に中道,山田が,稀な行動の観察を研究として実践させた事例として,昼間出産,基盤使用行動,子殺しを例に報告する。自由集会の後半は,参加者がこれまでに観察した稀な行動を披露していただく時間帯とし,最後に,稀な行動の観察を研究として成立させるための道筋について議論する。本自由集会の特徴は,後半に予定している参加者による“お宝映像”の披露にある。対象がニホンザルで,かつ動画,あるいは静止画に収められていることが望ましいが,行動を具体的に表現して頂けて“すべらない話”であれば,画像はなくても構わない。また,画像を伴うなら他種の霊長類の稀な行動も歓迎する。当日飛び入りで発表いただいても構わないが,できれば事前にyamada@wrc.kyoto-u.ac.jpまでご一報願えれば幸いである。参加者が「稀な行動」に関する情報の交換を楽しむことによって,次のオリジナルな研究が展開していくことを期待している。
著者関連情報
© 2009 日本霊長類学会
次の記事
feedback
Top