霊長類研究 Supplement
第31回日本霊長類学会大会
セッションID: B10
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口頭発表
タイ東北部ナコンラチャシマで新たに見つかった類人猿化石(予報)
國松 豊ハンタ ラタナポン仲谷 英夫三枝 春生田中 里志ドゥアンクラヨム チャルーンチンタサクン プラトゥーン
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抄録
現在、東南アジアには大型類人猿のオランウータンが棲息しているが、その進化史については、いまだによくわかっていない。従来、インド・パキスタン地域でSivapithecusが約1300万~800万年前の地層から発見されてきた。Sivapithecusの頭骨や歯牙の形態はオランウータンと多くの類似性を示すが、体肢骨においては現生類人猿的な特徴が少なく疑問も残る。中国雲南省からは後期中新世のLufengpithecusが報告されているが、頭骨の形態はSivapithecusよりもさらに原始的であってオランウータンとの関係はよく分かっていない。
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© 2015 日本霊長類学会
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