抄録
● 共催:早稲田大学政治経済学術院
● 令和7年度科学研究費補助金(研究成果公開発表(B))(課題番号25HP0014)
日時
7/11 17:45 -19:45
会場
国際会議場第三会議室
企画者
井上英治(東邦大学理学部)、岡本暁子(早稲田大学政治経済学術院)
概要
高校教育において、「総合的な探究の時間」が導入され、多様な探究活動が実施されている。探究学習は、予測困難な時代の課題に対応するために、自分で考えて自分なりの答えを見出す人を育成するために取り入れられ、科学的に重要な発見のある研究とは異なり、その過程が重視されている。一方で、探究学習の一部は、国内学会での発表にも発展しており、そこでは過程よりも研究としての質が重視され、優秀賞などの審査が行われることが多い。日本霊長類学会においても、長年、中高生ポスター発表を実施しており、ポスター発表に研究者が積極的にコメントをするなど、中等教育に関わってきた。
本自由集会では、高校教員が探究をどのように指導しているか、何に困っているかについて、話題提供を行うとともに、学会として、研究者として、高校の探究に何が貢献できるかについて考える機会を与える場を設けることを目的とする。
予定
1. 趣旨説明
井上英治(東邦大学)
話題提供
2. 高校における実践例
前川幸代(南山高等学校・中学校女子部)市石博(東京都立国分寺高等学校)
3. 大学における課題解決型学習の実践と課題
大谷洋介(大阪大学)
4. 大会における中高生発表の現場から
下岡ゆき子(帝京科学大学)
5. コメント
園池公毅(早稲田大学)