海岸工学論文集
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数値波動水路内で線形理論を用いて発生させた不規則波の特性および適用限界に関する一考察
藤原 隆一
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2005 年 52 巻 p. 41-45

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抄録
VOF法に基づいて自由表面の処理を行う数値波動水路CADMAS-SURFにおいて, 不規則波を扱う場合の造波方法について検討した. 造波方法に線形波の重ね合わせ理論を用いた場合に発生する平均水位の上昇を抑制するには, 各成分波の水平水粒子速度から質量輸送速度を差し引く方法が有効であるが, 本研究では静水面上の水粒子速度の与え方に改良を加えた方法について, その適用条件を数値シミュレーションによって検討し, 発生した不規則波の適用性を水理模型実験および従来の算定法と比較した. その結果, 造波地点の波形勾配が0.03程度までであれば安定した計算が可能であること, また発生した不規則波の一様斜面上の波高変化および越波量を水理模型実験によって検証し, 妥当であることを明らかにした.
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