海岸工学論文集
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大規模水理模型実験結果に基づく防波堤マウンドの期待変形量の計算法と適用例
渡部 要一下迫 健一郎浅沼 丈夫稲垣 正芳諫山 太郎
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2006 年 53 巻 p. 821-825

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抄録
防波堤の信頼性設計手法として, 簡易ビショップ法による支持力検討に, Newmarkの方法とモンテカルロシミュレーションを組み込み, マウンドの期待沈下量を算出する手法が提案されている. しかし, 大変形時の計算誤差が大きく, 検証事例も少ないことから, 計算パラメータの整理が不十分な状況にあった. そこで本研究では被災時大変形に対応するために, 合理的な沈下量算出手法となるように改良して耐波安定実験結果に対して適用した結果, 二次元弾塑性変形解析結果とも整合する変形量が得られることがわかった. 設計上の最重要項目である円弧滑りの解析目標安全率として0.8を得るとともに, 3つの被災事例によりその妥当性を検証した.
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© 社団法人 土木学会
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