産業応用工学会全国大会講演論文集
Online ISSN : 2424-211X
2015
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全方位受光可能な待機電力ゼロ型リモート電源タップ
*小出 大地*吉川 和成*山脇 彰
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会議録・要旨集 オープンアクセス

p. 32-33

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抄録
家電の待機電力は一家庭の年間総電力の5~10%を占め,原子力発電所の約3.6基分に相当する(1)。待機電力のさらなる削減は重要である。それには,主電源を切ったり,コンセントを抜いたりなどの操作を要し,その手間のために,日常の習慣になりにくい。そこで,待機電力のゼロ化と家電の操作を単一のリモコンで実施し,主電源を切る手間を大幅に削減できる待機電力がゼロとなるリモート制御電源タップを開発した (2)。 しかし提案タップと受光部が一体である為,タップをリモコンによって照射できる目立った場所に設置する必要がある。本研究では,提案タップと受光部を分離し,受光部は全方位から照射可能にする。これによって,インテリア化された受光部のみを目立った場所に設置すれば良い。全方位から照射可能にするために半球面ミラーを使用し,基礎実験を通して実際にスイッチング動作が行われるかどうか検証する。
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© 2015 一般社団法人 産業応用工学会
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